Do you know "Kizuna (Bond) Project" ? - 「絆プロジェクト」は日本で知られていますか?


(こちらは大学生の部のほうの写真、在タイ日本大使館で行われた"Kizuna (Bond) Project"のオリエンテーションにて。前列真ん中は大使、私は前列左から2人目です^^)

 "Kizuna (Bond) Project" (絆プロジェクト)は、東日本大震災からの復興のため、アジア大洋州・北米地域(41カ国・地域)との間で、2013年3月末までに1万人以上の大学生、高校生等の交流を実施するものです。日本政府(日本国際協力センター)が行っているものです。タイ国からは4陣として、3月3日〜13日に、大学生42名、高校生55名が福島を訪問し、被災地の方々との交流、復興支援活動を行います。

 そのオリエンテーションが、先日2月13日に在タイ日本大使館にて行われました。同オリエンテーションには、タイに長期駐在されている明治大学東海大学の先生もいらっしゃいました。

 オリエンテーションプロジェクト参加者のうち希望者となっているのですが、会場は満員でした。声をかけてみると、バンコク近郊の学生もいましたが、なんと500kmも離れた場所からわざわざ参加してくれた学生もいます。また保護者の方も熱心に聞きいっておられます。

    
 (左:日本国大使の挨拶、右:会場は保護者も交え満員です)

 このような海外の方々の気持ちのこもったプロジェクトを、私はこのオリエンテーションに臨席するお誘いをいただくまで知りませんでした。きっと多くの日本人も知らされていないのではないでしょうか?

 かつて日本政府は同震災の際、最も素早く、そして金銭的にも最大の支援をしてくれた中華民国台湾に対し、外国代表としての指名献花をさせず、国としての礼を尽くしませんでした。政治家や官僚の方は目の前の皮算用(それすら正しいかどうか?)ではなく、日本人が古来より持っている「礼を尽くす」いう原点に回帰する必要があります。

 今回、多くの外国の大学生、高校生が福島に来て、復興支援活動をしている事実を、日本国、日本国民として(知らないことが)恥ずかしくないように、できる限り報道してほしいと思います。

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 本学の学生らの研修は順調です。先日夕方は、タイ語およびタイ文化の授業後に、お祈りの時に使う花輪พวงมาลัย (プアンマーライ)を作りました。

    
 (左:พวงมาลัย (プアンマーライ)の作り方を説明するスィーパトゥム大学の先生、右:私も何か渡されました、これから作れるのか?)

    
 (左:この花が材料のようです。右:言われるままに学生らの後ろで私も作り始めます)

    
 (左:それらしきพวงมาลัย (プアンマーライ)になりましたよ!! 右:皆で「できました」の写真!)