マレーシア料理店に対する思い込み…

 先週末の夜、どこかにご飯を食べに行こうということになり、タイ料理のお店に行くと、いつものごとく満員でした。頭の中はすでにアジアンな雰囲気がいっぱいでしたので、「(地理的に)タイの隣ならマレーシアだ」ということになり、市内の家具屋の中に入っているマレーシア料理のお店に行きます。しかしそこは既に閉店後でした。店長らしき人が申し訳なさそうに謝ります。しかしさらに頭の中はアジアン満タンなので、その本店ならまだ開いているだろうということで本店に行きました。

 メニューを見ると…、マレーシア料理のお店といいつつ、麻婆豆腐?餃子? マレーシア料理にもあるのかと思いきや、半数近くのメニューが中国料理っぽいもので占められています。「こういうときは…」と店内を見回し、食品管理責任者の名前を探します。漢字三文字…。

 どうやら中国人オーナー、もしくは元々マレーシア在住の華僑の方かもしれませんね。バンコクやハワイの日本料理店では中国人オーナーの方が結構いらっしゃいます。マレーシア料理店だからマレーシア人、日本料理だから日本人というのは、まさに思い込みでした。

 しかしこのお店、価格はやや高めですが、とても流行っています。中国人はビジネスが上手いなぁと感心します。

 ちなみに店に入ってから数分後、さっき閉店していたお店の店長らしき人が、この本店に戻ってきて、料理を作ってくれました(笑)

 
 (マレーシア料理と言えばナシ・ゴレン (Nasi goreng) です)
 
 (Nasi gorengの麺バージョン、Mee Bandung Muarかな?)
 
 (このブロッコリーの炒め物が一番美味しかったりします(日本人の口に合うような気がします))
 
 (マレーシア版の焼き鳥だそうです。カレーのようなソースがかかっています)
 
 (デザートです。ライチのような味でしたが、名前はランブータン (Rambutan)です)

 しかし外国で日本料理を食べていると、時々、明らかに可笑しいものが出てきます。そういうお店のオーナーは、およそ日本人ではないのですが^^;;