Leave it to the specialists ! − そりゃ風邪じゃないから風邪薬は効かないわな(笑)

 先週よりずっと声が潰れています。大声を出してはしゃいでいたことに加え、乾燥した大教室で大きな声を出していたのが原因なのだと思います。そして先週途中より、夜に寝るときに特に咳が激しくなってきました。

 「これはまずい!」ということで、近くの薬局で、プレコールだの、コンタックだの、そして浅田飴龍角散、その他あらゆる喉に関係する薬を購入し、次々に試すも効果なし…。

 さすがに夜に眠ることができず寝不足気味、加えて人と話すのも苦痛なくらいになってきたので、今日、大学近くの医院に行ってきました。「多くの喉に関する風邪薬を試したのですが…」というや、「そりゃ、風邪じゃないから、喉用といっても風邪薬は効きません」ときっぱり。加えて「数種類の市販の風邪薬を飲んで死亡した事例が二十数件報告されていますよ」と…。「Oh!?」という感じで聞きつつ、「でもすぐに治したい!即効性のあるやつ!!」と迫り、貼り薬、スプレー(定量噴射式気管支拡張剤)、うがい薬、トローチ、通常飲み薬、寝る前飲み薬、合わせて6種類のお薬をもらってきました。

 
 (これだけあれば、さすがに治るでしょう^^)

 心なしかましになった気がします。まぁ、とにかく風邪ではないというお墨付きをもらったので、安心して人前で話ができます(^−^)

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 風邪薬の大量購入、そして手段を選ばず消費していたのも間抜けな話だったのですが、先週に引き続き慣れないことをすると、やはりダメなものです。週末に珍しくテレビをつけると、海外(といっても結構な辺境)の日本料理店の特集をしていました。ふと感じたのが、高級であろうがなかろうが、「日本料理」⇒「えびの天麩羅」が定番のようです。

 「エビ」ってなんとなく料理の王様のような気がしてきました。アジアンでも、フレンチでも、アメリカンでも、日本料理でも、つまりトムヤンクンだろうが、オマール海老のビスクだろうが、シュリンプ・スカンピであろうが、海老天であろうが、確かにセンターをキープしています。

 テレビの影響力って凄いなと思います。「クン(タイ語)、クレベット(フランス語)、シュリンプ(英語)、エビ(日本語)、ええい、どの国の料理でもいいから食べたい」という気になります。先日、滋賀県で食べた海老のコースなどが、走馬灯のように頭をよぎります…。

    
    
 (先日頂いた海老づくしのコースです。右下のショコラデザートにはエビは入っていません^^;)

 いざ「エビに出陣!」と出かけようとするも、「はっ!いま何かを食べようとすると、この喉の状態では、すぐにむせる。ちょっとしたお店でむせるのは恥ずかしいから、家で何か作ろう」と思い返します。トムヤンクン、海老のビスク、シュリンプ・スカンピ、海老天、いやどれも無理だ(笑) しかし海老はなぜかいつも冷凍室に入っています。グレードを相当落としますが…、自分が作れるのは海老ピラフ(海老炒飯?)だ…。

    
 (先週のカレーの時に3合も炊いて余り、冷凍室に放り込んでいた十六殻米を使い回し。具は卵、タマネギ、青ネギ、じゃこ…、何か忘れているなぁ…、まぁいいか。結構、フライドライスは得意なほうです。簡単なものですから)

 しかし同じフライドライスでも、やはりタイのフードコートで50バーツ程度(130円ぐらい)で食べたチャーハンのほうが美味しかった。なぜなら…、海老を入れる段階で気づいたこと、それは「あぁぁぁぁ〜、海老を解凍するのを忘れていた…」 ええぃ、もう待ちきれなくなって、「エビ」のかわりと言えばなんとか押し通せそうな「ちりめんじゃこ」を放り込んでいたので、そのまま仕上げました…。慣れないことをすると、やはりダメなものです(でもそこそこ美味しかったんですが^^)。

    
 (左/バンコクの旧市街で撮影したマーケットのエビ(2012年11月)、右/タイのフードコートで食べたもの)