「銀杏」の季節です!

 銀杏ってどう読みます?私は「イチョウ」って読んでしまいます。しかし「ギンナン」を変換しても「銀杏」ってなるんですね。言われてみれば、確かに「銀(ギン)」の「杏(アンズ)」ですから、イチョウと読むほうが少々無理があるのかもしれません。

 さて、京都にいた頃は、丸太町通り(新丸太町通り)の近くで生まれ育ちました。京都は碁盤の目の道路で有名ですが、京都御所の南側がこの丸太町通で、私の住まいはその通りをずうっと西に行ったところです。突き当りは嵯峨・嵐山ですが、その手前、太秦と嵯峨の境目あたりが住まいでした。

 小学校時代は丸太町通り沿いに歩いて通学し、中学校ではこの丸太町通りを西の隅から東の隅までバス通学をしていました。まさに京都を東西に横断していたわけです。

 この丸太町通りの名前の由来に関し、父親からは「昔、この通り沿いに丸太が並べられていたから」と聞いていたのですが、どうも正確には、「堀川丸太町の西側あたりに材木商が多かったこと」が由来のようです。ですから丸太が並んでいたということも間違いではないのでしょう。なお平安京の時代は春日小路と呼ばれていたとのことです。

 そこでなぜ丸太町通りの話題かというと、私の小学校時代、丸太町通りの通学路は銀杏(イチョウ)並木となっていて、毎年この時期には銀杏(ギンナン)がまばらに落ちました。京都では懐石料理から家庭の和食まで、銀杏を使うものも比較的あり、大抵誰かが拾っていました。

 ところが!福井大学にはいたるところに、しかも大量に銀杏(ギンナン)の実が放置されており、しかも車のタイヤで踏みつぶされています。どうして誰も拾わないのか不思議です。ここで拾わなくても、至る所に落ちているので、必要な時に拾えばいいということなのでしょうか。

 このままだともったいないので・・・、・・・、拾いました(笑) 銀杏(ギンナン)に限らず、実は山菜採りが大好きなので、京都にいた頃も、よく滋賀県まで蕗の薹(フキノトウ)、土筆(ツクシ)、蕨(ワラビ)、蕗(フキ)を採りにいっていました。

 
 (本日の収穫!まさか当地では食べられないギンナンとか?または拾うことがダメとか、恥ずかしいことだとかそういうことはないですよね???)

 これだけあれば茶碗蒸しとかミミチイことを言わず、銀杏(ギンナン)の塩煎りで酒の肴にできます!(私はほとんどお酒を飲みませんが…)

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 今日は先ほどまで産業会館へ、北陸テクノフェアに行っていました。IT関連の催しも同時にやっていたので、私の研究との接点はないかなと見ていたのですが、デジタルゲームやIT教育関連のものはありませんでした。

 そのかわりになぜか普段でも見れるはずの福井大学の展示に釘付けに。

 
 (うちの部署のブースを発見!)
 
 (これは…、家庭用LED菜園、これに興味を持ったのです!)

 私は今はマンション住まいのため、プランターを10個並べて各種栽培を行っていますが、なかなか大きく成長せずに困っていました。「やはりこれだ!」と。

 研究されている先生からよくよく説明を聞くと、LEDの中で栽培に必要なのは、赤色のものだけだそうです。他の青と黄は、鑑賞目的として入れ、全体として白色にしているとのことでした。

 
 (ちょっとわがままを言って、赤色だけにしてもらいました)

 確かに赤だけだと、怪しい研究所みたいで、鑑賞用にはなりませんね^^

 大学に戻る途中に、菜園をもつ家を発見、やはりプランターをベランダにずらっと並べるのではなく、庭があったほうがいいなぁと思います。

 
 (赤いケイトウが映えますね!)

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 テクノフェアは何時間いても飽きません。明日も行こうかな^^

 
 (こちらも本学の先生が開発された和ろうそく模したLED作品です)