"Hundred bahts !" he said, it`s what every economic society of Thailad is centered around. − 高僧の「100バーツね」の一言でタイの経済の今を感じた!


(港町マハチャイにあるWat Pom Wichian Chotikaram)

 火曜日に日本に帰国したのですが、今回のタイで久々に驚いたことがあります。それはバンコクから南西に約40kmぐらいにあるタイの港町マハチャイ(มหาชัย)での出来事でした。

 滞在後半の土曜日、私のほう、まずはBTSスカイトレイン)で旧市街のウォンエンヤイ駅に、そこから国鉄マハチャイ線に乗り換え港町マハチャイに向かいます。

    
 (鉄道のウォンエンヤイ駅です。BTS駅から西に少し歩き、右に曲がってロータリーが見えれば左手にあります。この看板は大通り沿いにあるので、すぐに見つかりました)
    
 (しかし電車はおよそ1時間に1本、暇です、ぶらぶらして待ちます)
    
 (あ、やっと電車が来ました!)

 電車にゆられること、1時間と少々、切符に書かれた到着予定時間より15分ほど超過して到着です。10バーツ(約30円)です。

    
 (長閑な風景が続きます)
 
 (窓からの沼のような?匂いは少々気分が悪くなりますが)

 さて、そもそもマハチャイに行こうと思ったのは、もちろん研究テーマとして市場に関心があるのは言うまでもないのですが、もう一つの理由は、恩師の一人からプラクルアン(お守り)を買ってきてほしいと託ったからです。

 もちろんバンコクのお寺でももらえるのですが、お土産っぽいものはよくないだろうと、少し田舎のお寺でホンモノをもらおうと思っていました。事前に日本に住むタイ人の方から、「タイ人はプラクルアンをお寺でもらう。僧侶は直接には売買でお金を受け取らないから、いくらか寄付すればいい」と聞いていました。

 そんな目的などをもちつつ、マハチャイに到着です。

    
 (マハチャイ駅です。駅も活気があります)

     
 (街も雰囲気ががあります)
 
 (港町です。渡り船に3バーツ払えば対岸に、そこから国鉄メークロン線に乗り換えることができます)
    
 (港町だけあり、海産物が安く、たくさん売っています)

 そして目的のお寺、といいますかこのお寺を知っていたわけではなく、歩き回って発見したお寺、Wat Pom Wichian Chotikaramです。

    
 (かなり大きなお寺です)

 お寺の中を歩き回りますが(広い!)、どこでプラクルアンがもらえるのかわかりません。しかもいくら寄付すればいいのかもわかりません。とりあえず1つ200〜300バーツ(700〜1000円)ぐらいを想定し探します。人がいたので聞いてみます。英語は通じないので、「プラクルアン」といろいろ声調を変えて連呼するとわかってくれました。なんと200mほど先まで案内してくれました。

 オレンジ色の衣装をまとったとても偉いような僧侶の方が出てこられました。とりあえずまずはワイ、手を高い位置で合わせます。案内してくれた女性の方が僧侶の方に「この人はプラクルアンが欲しいようだ」と言ってくれました(感謝)。

 僧侶の方がいくつか見せてくれます。シンプルなものがありましたので、それを指さすと、僧侶の方から想定もしなかった一言が…、タイなまりの例の独特のタイイングリッシュで、"Hundred bahts !"。あれ?確か…「プラクルアンはお寺でもらう。僧侶は直接には売買でお金を受け取らないから、寄付すればいい」じゃなかったっけ?という日本で聞いた言葉を思い起こします。

 気を取り直し、もう少しいいものをと、小さな光り物の入ったものと2つ買います。お金をきちんと払います。「先生、ちゃんと手に入れましたよ!」

    
 (この大きなお寺で手に入れました。これがプラクルアンです!)

 マハチャイを歩き回っていると、様々に人と話したりしていて、あっという間に時間が過ぎてしまいます。気が付くと結構な時間、今回はメークロン線に乗り換えるのは諦めて帰ろう。帰りは時間が早いであろう(タイでは国鉄より、ロットゥや長距離バスのほうが早い)ロットゥを探します。

 駅の西側の大通りにたくさん見つけました。とりあえず「クルンテープバンコク)はどれじゃい」と聞いてみると、商店街のほうに泊まっているロットゥだと指を指してくれました。それに乗り込みます。ほどなくして発車します。確かに30分ちょっとで到着です。

 
 (ロットゥに慣れると、この便利さにはまります。50バーツ(約160円)です。基本、満員になると発車します)

 追伸:今日2月22日は「竹島の日」です!