How to shop and eat in Savanakhet - ラオス、サワンナケートでの食事と買い物


(サワンナケートにはバスターミナルの西に巨大な市場があります)

 2012年9月現在、この街で現代的なショッピングモールやデパートなどを期待してはいけません。もちろん大手コンビニチェーンも、マクドやKFCもありません。しかしちゃんと巨大な朝市のような市場があり、大抵の場合あたりを見回して50mも歩けば何かしらの個人商店があります。でもそれがどこか懐かしく、私が気に入ったところです(^−^)

 食事に関しては、街の屋台でのつまみ食い程度(5000kip〜10000kip程度)から、屋台、軒先店舗等でのフォーの類の麺類(12000kip〜15000kip程度)、大衆食堂でのぶっかけ飯(15000kip〜25000kip程度)、カフェやレストランでのランチ・ディナー(35000kip〜150000kip程度)まで様々です。(2012年9月現在、1円=およそ100kip)
 サワンナケートにはいわゆる世界的なフランチャイズチェーンはおろか、ローカルのフランチャイズのようなお店も存在しません。コンビニもスーパーも、それに近い形態は個別の商店で見かけるものの、基本は存在せず、いわゆる個々の商店があちらこちらに存在し、多種多様なものを扱っています。(2012年9月現在)
 屋台では、タイと同様に焼き鳥(的なもの)、おでん(のような)もの、フライドチキン(これは確かにそのもの)などがあります。タイとの違いはパンに具を挟む「なんとかドッグ」(的なもの)が目立ったりします。またタイでよく見るカットフルーツ屋台はありませんが、普通にフルーツそのものは屋台というかリアカーに積んだ人があちらこちらで売っています。

 
 (フルーツを普通に売っている光景)

 屋台でも各家庭の軒先店舗であっても、フォーはとてもおいしいです。注文は至って単純です。米の麺(白い麺)かたまご麺(黄色い麺)か、トッピングする肉は牛か豚かを指で指すか、口頭で告げるだけです。口頭で告げる際、英語を理解してくれるお店の人は稀です。どうしても口頭で伝えたい場合は、客が多そうな店に行き、英語で店主に話しかけてみてください。きっと常連客で英語ができる人を呼んでくれます。
 食べ方はタイの麺と同じです。そのまま食べてもほとんど味がありません。自分でテーブルの上にある調味料を、試行錯誤で放り込んで味付けします。なお野菜は別の皿で出てきます。

 
 (バスターミナル敷地内にあるフォーのお店です)
 
 (このお店のフォーです。フォーとともに水を置かれますが、飲まなければ料金を請求されません)
 
 (個人宅のようなフォーのお店、ここがフォーのお店とわかるのはベトナム語の看板の中でphởという文字を見て「あ、フォーだ」とわかったからです。ベトナム語は結構アルファベットに似ていてありがたいです)
 
 (フォーの味付けはテーブルに置かれた調味料を用いて各自の好みで、私はまだ砂糖を入れる域には達しません…)

 大衆食堂やカフェ・レストランでは基本的にメニューを見て注文します。大衆食堂とカフェの私的な線引きは、ドアがついていて屋内外が区別されておりエアコンが効いているか、またはドアがなくて開放的でも微妙に内装などが洗練されていればカフェ・レストランと捉えています。一応ラオスのサワンナケートの場合でも、このランクになると外国人を意識しているようです。英語メニューがあるか、英語メニューがなくても写真などで指を指せるようになっています。
 チップはラオスでは不要です。ただしチップは気持ちのものですから、出すのは自由です。私はおつりが出た場合で、かつ何か特別なサービスを受けたときのみ、そのおつり分をおく程度でしたので、結果としてほとんどチップを払う機会はありませんでした。
 またエアコンがかかった屋内型のカフェ・レストラン程度になると、バーツ払いが可能です。それなりに格式が高いあるお店では、レシートに3段式でラオスキープ、タイバーツ、アメリカドルと併記してくれます。見た感じ、バーツとドルは微妙にレートが悪いです。日本円の支払いは試したことはありませんが、きっとダメだと思います。素直に銀行で両替しておいたほうがよいでしょう。

 
 (café anakot)
 
 (café anakotはオープンカフェスタイルですね)
 
 (café Chez Boune)
 
 (café Chez Bouneのイメージキャラクター?)
 
 (café Chez BouneのBeer Laoのdark bottle 330ml 12000kip)
 
 (café Chez BouneのハムサラダLサイズ 20000kip)
 
 (restraint sevenはコンビニを意識した「7」の隣です)
 
 (restraint sevenの魚料理35000kip、fried egg3000kip、rice4000kip、iced tea8000kip)
 
 (restraint sevenのラオス料理セット49000kip、iced coffee6000kip)

 個別の商店では言葉が通じなくとも、買いたいものを手にして店主に英語で適当に話しかければ、電卓で金額を教えてくれます。ミネラルウォーター500mlで3000kip〜、栄養剤も3000kip〜、ファンタなどのジュース500mlで4000kip〜です。(2012年9月現在)個人商店ですのでどこも定価ですが、ぼってくることはまずありません。
 この街にもいつかコンビニができ、大手スーパーができ、個人商店が潰れていくのかなと思うと、なんとなく切なくなります。たとえ定価であっても、24時間営業でなくても、このあちらこちらに同じようなものを販売している個人商店がある街の風景が私は好きです。

 
 (個人商店の写真1)
 
 (個人商店の写真2)
 
 (個人商店の写真3)
 
 (バスターミナルには少し現代的?なSHOPもあります。店主のおっちゃんはいつもテレビを見ています)
 
 (バスターミナルには他にもお店が並びます。ほぼどの店もフォーを売っています。差異化しなくともそれなりの売り上げがあがっているようです)

 ラオスに行く楽しみは、やっぱりフォーかな。

How to walk around in Savannakhet - ラオス第2の街、サワンナケートの歩き方(サワンナケートで宿探し、街歩き)