Is the bribe not charged, right? - ラオスからタイへの移動


ラオス側出国審査場を出ると第2タイラオ友好橋が見えます)

 9月12日になり、休暇もあっという間に終わりに近づきます。13日深夜にバンコク関西国際空港行きJAL便の都合から、名残惜しくもラオスを後にタイに戻らねばなりません。お世話になったLeena Guest Houseのフロントにチェックアウトに行くと、いつも世話になっていた英語が話せる若い兄ちゃんがいません。お礼を言いたかったのですがあきらめてチェックアウトをします。
 大通りにでるじゃり道を歩いていると先方からバイクがやってきます。こっちに手を振っています。よく見るとあの兄ちゃんです。って、顔が識別できたのは、ヘルメットをかぶっていないから…。危ないよ(笑)。満面の笑みですれ違いざまに”Thank you〜!”と言ってくれました^^
 大通りに出てトゥクトゥクを探します。するとすぐに流しのトゥクトゥクがこちらにやってきました。早速バスターミナルのほうを指さし、”Bus Terminal to Mukdahan, How much?” と聞くと、”シップ・サウザン”(シップ:タイ語で10)と、「なんでタイ語と英語が混ざるの?」と可笑しさがこみ上げつつも、二つ返事でOkし乗り込みます。おおよそサワナケート市街の移動はこの10000kip(100円程度)で事足ります。出会った人々に限って言えば、タイのトゥクトゥクみたいにボッてくることはまずありませんでした。

 
 (トゥクトゥクの車内からの光景in Savanakhet、もうすぐラオスを離れてしまいます)
 
 (タイでみるトゥクトゥクとは微妙に違う?)
 
 (この景色とももうすぐお別れです…)

 バスターミナルでタイ、ムクダーハーン行きのチケットを買います。13000kipです。ほどなくしてバスに乗り込み国境のタイ−ラオス友好橋へ。国境橋手前で最初の降車、出国の手続きです。

 
 (ラオス側出国審査場を出たところ、向こうに橋があります。入出国のそれぞれでいったん全員がバスを降り、入出庫区手続きを済ませます。バスはその間にゲートの向こう側に移動して待ってくれています)

 ラオスの出国審査では、なんと私の前の人々はことごとく40バーツを支払っています。さて私の番です。入国の際に請求されなかった40バーツ、さすがに今回は請求されるかと緊張しながら構えます。相手の最初の一言が、”Where did you stay last night?” ときました。てっきり”Pay 40 Bart!” という言葉が来るかと構えていたので、「え?」と思いつつも”Hotel in Savanakhet”と微妙にカッコをつけます。 “What Hotel name?” ときます。カッコつけたことを後悔しつつ(笑)、“Leena Guest House”と答えます。間髪おかずパスポートにスタンプが押されポイッっと返されました。
 「こいつは金をもっていないな」と(やっぱり入国時同様に)今回も判断されたのか、賄賂の請求なしです…。
 出国ゲートの先で再びバスに乗り、国境橋をわたります。タイ側で再度下車、いつもの入国書類に記入しスタンプ、そして荷物検査があります。タイ入国ゲートの向こうでは私たちが乗ってきた国際バスに対しても、あやしい物がないか入念にチェックが行われています。タイ側は厳しいですね。

 
 (バスの中を軍服を着た2名の係員が時間をかけてチェックしていました。ここに隠せそうだなと思われる場所はきっちり心得ているようで、そういうところをチェックしているようでした)

 行きはこのタイ側Boarderから国際バスに乗り込んだのですが、今回はここで下車をせずムクダーハーンの街まで行きます。Nakon Phanon空港行きのCoachの出発時間までかなりあったので、街で時間を潰します。国際バスはムクダーハーンのバスターミナルで終点です。ここから街の中心までは1〜2kmといったところです。バスターミナルにいたトゥクトゥクでしたが”Wat Sri Mongkol Thai(ワット・シーモンコン・タイ), タウライ(いくら)?”と聞くと、"スィーシップバー"(40バーツ=100円程度)というので、それならOKということで、トゥクトゥクに乗りこみます。

 
 (ムクダーハーンに向かうトゥトゥクの車内にて)
 
 (10分ほどでWat Sri Mongkol Thai(ワット・シーモンコン・タイ)につきました)