国際人として活躍する意識!(タイ視察調査・研修7日目、8日目)

 到着した時は「2週間もある」と思っていたタイ視察調査・研修ですが、気づいてみればもう折り返し地点を過ぎました。参加者からは「残り時間がない!」と焦りだしているようです(といっても、今晩もタマ大生と飲みに行くらしいですが)。ちなみに参加者全員がタイは初めてとのこと、みな、お腹が緩くなっているようです。一方で屋台で食べても、どのようなタイ料理を食べても、お腹が緩くならない私は、どうやらタイに免疫ができているようです…。

 昨日、今日はタイ視察調査・研修7日目、8日目です。企業(福井県に親会社本社をもつ会社)や政府系機関(JETRO)などを訪問させていただきました。

 
 (7日目:真剣な表情でインタビューを行う福大&タマ大の参加者@H社)
 
 (8日目:タイ現地法人の社長らの貴重な時間を頂いています@E社)
 
 (8日目:タイジェトロ前で記念撮影)

 企業訪問の間の空き時間には、市内を視察します。お昼の時間には、有名な歓楽街パッポン通りなども寄ります。その後、昼食、そろそろタイ料理も飽きてきたという意見もあり、またお腹が緩い人もいるので、日本食?というか日本のラーメンチェーンに入ります。

 
 (8日目:企業オフィスビルの窓からのバンコクの風景)
 
 (8日目:バンコクでは至る所で「日本」を感じます)
 
 (8日目:日本のラーメンチェーン店「味千ラーメン」で昼食)

 この2日間、参加者はタマ大生への質問とはまた異なり、企業に対してインタビューを行ったことで、様々に調査を進めるヒントを得たようです。

 また企業関係者をはじめ多くの方が「(日本における)語学教育からグローバル教育への転換の必要性」を語っておられ、今回の本学の取り組みを高く評価していただきました。一部の企業では、生産拠点だけでなく研究拠点も海外への移転を予定しているなど、空洞化の深刻度が増した上で、より一層進行しています。現場を実際に訪れてみると、座学で語学知識を学んだ日本人が必要とされているのではなく、国際人として活躍する意識をもった日本人が、日系企業の海外現地法人では強く求められていることがわかります。