全員集合!(タイ視察調査・研修5日目、6日目)

 もう5日目、6日目と中盤に差し掛かりました。3日目、4日目にサムットソンクラーン県に一泊という最初の大きなイベントがありましたが、中盤にも山があります。6日目、サイアムニラミットです!

 5日目午前中は、タマ大の学生とともに、タマサート大学内のキャンパスツアーです。

 
 (5日目:日本のODAで建てられた東アジア研究所内の茶室にて、撮影:佐藤先生)

 このたびのタイ視察調査・研修では、本学キャリア開発支援センターより佐藤助教にもお手伝いいただいています。私と佐藤先生がフルで引率、また途中には産学官連携本部米沢副本部長、吉長准教授も挨拶・ご訪問の期間があります。5日目には米沢副本部長のご登場です!

 
 (5日目:タマサート大学の象徴的なオレンジの建物)

 
 (5日目:早速、タマ大にご挨拶。左から、私、米沢副本部長(以上、福井大)、ソムチャイ副学長、耼野教授(以上、タマ大))

 午後は「タイ入門3」です。タイと日本のみがアジアで唯一独立を守ったその裏にある「もうひとつの真実」を学びました。タイが独立を守れたのはもちろん緩衝国だったことはあるのでしょうが、日本とタイが互いに行き来をしながら、共に近代化を進め、いかにして欧米からの植民地化を免れるかという協議を重ねていたということです。私たちが知らない要因があるものです。

 
 (5日目:「タイ入門3」の授業。これでタイ入門は無事に完了!あとは実践あるのみ?)

 ちなみに5日目になり学生のタイの感想は共通して「人が多い」こと。バンコクの実質人口は統計上の数字より遥かに多く、もしかすると東京の倍ほどかも知れません。

 6日目は私が引率しての市内視察です。目的は2つ、もちろん1つは「参加者の各テーマの調査」、もう1つは「明日以降に設定した自主調査時間において、各自の行動範囲を広げること」、具体的には「バンコク都内の公共交通機関を乗りこなし、主要な地区を把握すること、自身の調査目的地に向かう足を確保すること」です。

 
 (6日目:バス路線図を調べ、公共バスに乗ってプロンポンからプラトゥナームまで移動します)
 
 (6日目:繊維製品の卸売市場、プラトゥナーム市場です)

 プラトゥナーム市場で電気の配電盤を気にしたり、バイヨークスカイにてテレビ塔の有無を確認したりと、工学系の研究者、院生ならではの視点で見ていたようです。

 バイヨークスカイタワー84階展望デッキに上りました。参加者から「1人300バーツは高くない?」という声がでて、私はニヤリ。タイの物価水準に染まりつつある意見です^^。「いや、『スカイツリー』や『東京タワー』より安い」という、まだまだ客観的に見ている意見も。

 
 (6日目:バイヨークスカイ84階展望デッキより撮影)

 その後、タマ大の王宮キャンパスを訪問、タマ大の院生が案内をしてくれました。

 
 (6日目:タマサート大学王宮キャンパスにて)

 さらにサイアムニラミット(ニラミット劇場)に移動。伝統観劇を鑑賞しました。これはスケールが壮大でした!入り口でカメラを預け、撮影は禁止(残念)とのこと。また、6日目となる6日夜は福井大学の教員全員が揃いました。

 
 (6日目:観劇前のビュッフェにて)
 
 (6日目:観劇後の記念撮影、前列4名、福井大学教員が揃いました!)

 そして明日、明後日は企業訪問、インタビューです。って、もうこんな時間だ…。