A worrisome thing should be pointed out even a little. - 少しでも気になったら伝えてみよう!


(打ち合わせでお伺いした某オフィスの窓から。午前中にも関わらず、雲が多く暗い。)

 私がいつも使うコップを嫁が使ったら、娘が「パパのコップでしょ」と指摘したらしい…。つい先日まで赤ちゃんだった娘ももう2歳の後半、日々、「もうそういうことを言うの?考えるの?」と感じることばかりです。子どもの時間は早く進みます。また、このような連絡を受けると、すぐにでも娘の顔が見たくなりますね。

 というのも、日本の大学が休みの8、9月はほとんどバンコクにします。ちょうどタイの大学の新年度(ASEAN歴)が始まりますので、タイの複数の大学で授業の他、所属部署の業務や自身の研究、そして何故か他の部署に関係する仕事なども含めて、バンコクで進めていく予定です。

 娘の指摘もさることながら、本日夜の指摘の小話です。こちらの大学の先生と打ち合わせの後、タクシーで帰りました。最近のバンコクは安全ではあるものの、ベトナムや東アジアにおける癖で、常にタクシーのナンバーや、運転手の情報を確認します。

 今日は、若いお兄さんが運転するタクシーでした。にも関わらず、運転手情報を示す部分の写真はそれなりに高齢、「これは何か嫌な予感かも?」と、運ちゃんに問いただします。
 私「写真とあんた、全然違うじゃん?どうしてよ?」
 運「あ、気づいた?エヘ。実はこれ、おいらの親父さ。」
 私「どういうことよ?」
 運「親父はいま屋台でラーメンを作って売ってるんで、代わりにおいらがこっちの仕事をしてるのさ。」

 タイってこういうの、ありなのか?というか、乗っているのが怖くなってきたぞ。

 しかし、こういうタイ人の感覚が、とても懐かしく思えるとともに、様々なタイの文化に触れると、ギチギチでガチガチでこれでもかというような日本の社会が本当にそれで良いのか、ふと考えてしまうことがあります(法治国家である以上、法の順守が大切なことはいうまでもありません、念のため)。

    
 (これはよく私の授業で例に出しますが、白物家電は白って思い込んでいませんか?白では売れない国もたくさん存在します。)

 当初購入しなくていいかと思っていて、まわりの人にありえないと言われたもの。それはタイにおける冷蔵庫。確かにこの暑さで冷蔵庫無しは、腹痛で入院コース、一直線ですね…。
 今日はタイ人の先生にお力をお貸しいただき、冷蔵庫を購入しました。購入だけならできるのですが、後日、運び込んで頂く手配となると交渉が必要です。お陰様で無事に済ませることができました。感謝です。

 と言っているうちに、8月も1週間が過ぎました。

    
 (8月はしろたんにとって大切な月ですね)