Be careful what you put in writing. - 何事にも注意深く!


比叡山の山頂付近より滋賀県側を撮影、琵琶湖の上に近江大橋がかかっています)

 先の週末、娘の誕生日が近いこともあり、家族揃って京都に行きました。夜に仕事があったのですが、その間は実家で留守番していてもらい、その後、予約していたホテルにチェックイン。ロテルド比叡という久々に感動するホスピタリティを体験できたホテルに泊まりました。そしてそのホテルのレストランで娘の誕生日祝いを兼ねた食事をしました(家でも誕生日ケーキで別途お誕生会をしていましたが^^;)。

    
 (もちろん外観や内装もフランスを意識していて良いホテルだったのですが、何よりも…)
    
 (到着からチェックアウトまでのすべてのサービスが満足のいくものでした。今回はプロヴァンスをイメージした部屋に泊まりましたが、次は別のタイプの部屋にしたいと思います)
    
 (レストランも素晴らしい料理でした。なんと離乳食中のうちの娘には、何も伝えていなくても、柔らかいパンまで準備してくださいました。写真のパンは大人用です。添えられたレモン風味のオリーブオイルも上品な味でした)
    
 (私はメインの2つのうち、いつも魚のほうが楽しみ。お魚派ですので2つとも魚だとより嬉しいですが^^)
    
 (生が苦手な私はお肉をしっかり焼いていただきました。デザートも満足でした)

 しかし最近ではこういう何気ない報告にも慎重になる必要があるようです。某経済誌によると、ソーシャルメディアで共有すべきでないものとして、次の5項目を挙げています。
 1.現在の居場所
 2.誕生日おめでとうメッセージ
 3.自分の携帯番号
 4.上司の悪口
 5.子どもの名前
だそうです。

 3,4はよほどのことがない限り、それらを開示する人はいないでしょうが、1,2,5などは私も含め、よく挙げることがあります。

 1に関しては、今、自宅にいないと知らせているからだそうです。1人暮らしの場合は確かに注意しなければいけません。しかしFacebookなどは、いつのまにか位置情報を開示してしまいますので、注意が必要ですね。家族での旅行報告は後日にすべきということでしょうか。

 2に関しては、「おめでとう!」と祝うと、個人を特定する可能性が高まる生年月日が開示されるからだそうです。西暦は言わないようにしなさいとのこと…、確かにその通りではあるのですがそこまで言うと、SNSに相当慎重にならねばなりません。先日、娘の誕生日のことをSNSに載せようか迷ったのですが、多くの人々への感謝の意を優先して載せることにしました。

 5に関しても、特に誕生したその日に名前を一緒に開示してはいけないとのこと、慎重になりすぎるに越したことはないのですが、いやはや高度情報化は果たして私たちを幸せにしたのかどうか、一考すべきかも知れません。

 ちなみに「上司の悪口」をSNSなどに書く人などいるのでしょうか。今日、ある先生とランチをご一緒させていただいたのですが、そのときに偶然ですが、このようなことをおっしゃいました。「(私の性格が)随分と変わりましたね」と…。どうやら丸くというか、柔らかくなったようです(この私の性格の変化は会社経営から退いた2008年以来、会う人ごとに言われ続けてきたことですが、まだその傾向が続いているようです)。その先生によると、私が福井大学に来た時は、まだ社長しかしたことがない(誰かの下で働いた経験がない)人物そのものに見えたようです…。

 う〜ん。そうだったのか。しかし思い当たる節があります。それが上記の「上司の悪口を書く人などいるのでしょうか」という疑問にもつながるのですが、確かについ最近までの私は、相手が上司であろうが、それがもっと上の人たちであろうが、何でも思ったことをその場で、直接に場所を構わず言いたい放題に言っていました。

 今から思うと、確かにもっと発言を控えるべきだったと深く反省しています。またこのように言っていただける方々が周りにいることにも感謝です。しかし「何かありましたか」とまで心配していただきました。特に大きな変化はなかったのですが…。

 一方、そのようなことから、今まではまずもってそういう思いを自分の中で溜めることがなかったわけです。するとしかし…、最近、発言を控えることを学んだ私は、むしろ気をつけないと悪口をSNSで書き込んでしまうようになるのでしょうか…(笑)

 どうやら書き込みも対人の会話も注意深くしなければいけないようです。