A good view of Khon Kaen city can be seen from the balcony. - コンケンで知ったことは、立派なお寺やビジネス事情だけではありませんでした


(9階建ての塔ですので、9階からといいたいところですが、4階まで登ってもう十分です^^;)

 コンケンの街並みを見ることができるこのお寺は"Wat Nongwang"といいます。なんと4000万バーツで作られたそうです。見るだけでも感動ものです。

    
 (Wat Nongwangの外観です、輝いています)
    
 (中も立派です)
    
 (おみくじです。1つを出して、その番号の紙を探し、占いを読みます)
    
 (象の置物を小指で持ち上げられると健康なのだそうです。めっちゃ重いです!)
    
 (壁画が数多く書かれています。よく見ると、その絵にはすべて教えが込められています。「雷の時はモノを持ち上げると雷が落ちるよ」かな?)

 コンケンといえば、シルクの織物です。車で1時間ほどの場所に織物を追っている村があるとのことで、連れていっていただきました。織っている現場を見せていただいたのですが、2日かけて織る反物の労働対価を聞いてびっくりです。「これだけのものを作り上げて、たったその価格?」と思ってしまう価格でした。

    
 (織機です、現役です)
    
 (糸を巻き取ります。糸の染色度合いで、仕上がりの文様が決まります)
    
 (巻き取った糸を織機にセットして、いざ織っていきます。座る場所と足で動かす部分ですね)
    
 (じっと見ていると、吊るしてあったバナナをいただきました。見せていただいた上にバナナまで頂き、恐縮です)

 さらに今度は外環状道路を通って、街の西の部落に行きます。部落を見てみたかったので、少しわがままを言って連れて行っていただいたのですが、ここでも色々と見せていただいた上に、甘いシロップで作ったジュースをご馳走になりました。感謝です。

    
 (高床式の家に、水瓶です。実は高床式だった1階部分に壁を追加しているそうです。よく見ると後付けの壁です)
    
 (きょろきょろと興味深く村を見せていただいていると、外に集まっていた村の方が、シロップジュースを作ってくださいました、感謝です、おいしかったです)

 海外だからというだけではなく、ここタイの地方都市からさらに離れた村では、様々な発見や気づきがありました。しかしただ感じたことや学術的なものよりも、見ず知らずの、いきなりやってきた日本人に様々なおもてなしをしてくれる村の人々の心遣いは、私たち日本人が忘れ去ってしまっているかもしれないもっと重要なものに気づかされた気がします。