The large-scale capital with all the perfect amusement sets, it's Bangkok, beyond Tokyo. ー 無いものはないのではないか?と思うくらいの首都 !


(これは絵です。浮き出ています。バンコク都内チットロム駅近くにて)

 本学の学生を見ると、東京、大阪、名古屋に目が向いている学生はもちろんいます。また欧米に目を向ける学生もいます。
 しかしそのような彼らがバンコクという大都会を経験すると、毎回、一変します。欧米のどの都市よりも、そしてもちろん東京をも遥かに凌駕するヒト、モノ、活気、インフラ、ビジネス、etc.…。「ありとあらゆる全てに圧倒される都市」それが今までの学生の感想をまとめ上げたものかもしれません。

    
 (今はアートのイベントをやっているようです)
    
 (街中では露店でも、ショッピングモール、デパート、専門店でも、とにかく探せば何でも揃うようです)
    
 (携帯電話の修理)

 大学の携帯電話が買って1週間で壊れました。まぁサムスン製で590Bの携帯なので、壊れるのも仕様か(笑)と、修理に持っていきます。お互いアジアンイングリッシュで…。
 私「買ったばかりなのに、壊れたぞ!1年はギャランティあるんっしょ?」
 サ「わかったよ、タダで修理するよ。えっと…、7日後に取りに来てよ」
 私「これ、この2週間の滞在用に買ったんだよ。今すぐ修理してよ!」
 サ「わかったよ、3日に短縮してやるよ」
 私「2週間のうち3日も使えないなら意味ないだろう。これ初期不良だ、うん、きっとそう。交換してよ」
 サ「交換はできないよ、3日待ってよ、ね」
 このような不毛なやりとりが続きます。私が「サムスンサムスン」と連呼したら、どうもこちらの思いを汲んでくれたのか(要は「それでも(一応)世界ブランドかい」と言いたかった)、待ち時間合わせ2時間のやりとりの後、1時間待てと言われ、修理してくれました。
 この韓国企業のカスタマセンターの修理の列をみると、「高くても、品質の良い日本製の価値はかなりある!」とわかります。

 修理といえば、暑さで手首だけ…痩せたのか、腕時計のリストバンドが緩くなってきたので、1個リストの金具を外して短くしたいなぁと思っていました。街を歩いていると、あちこちに屋台の修理屋から店舗型修理屋まであります。2件ほどボディランゲージで交渉すると、早速「おぅ、それできるよ」みたいな感じで、修理OKとのこと。

 しかし何がすごいかというと、1時間かけて、あーでもないこーでもないとカンカンやりながら、確かに要望通りの修理が完了です。1時間かかったのに40Bで済みました。個人的には100〜200Bは払ってもいいかなと思っていたのですが…。

 
 (職人さんですが、どうもすぐにはできなかった) 

 街中には様々なものが存在します。

 
 (なんと野外でボクシング?いやムエタイってやつか?修理後で、時間がなかったので見るのを諦めます。)

    
 (8日は学生が各チームに分かれて調査を行う日、私のほうはバンコクから南に160kmほど離れた街に行きました。そんな田舎でも「たこ焼き」を発見、しかもタコはでかいし、オリジナルソースもデリシャス、20B)
    
 (夜の楽しみ、ジャズの生演奏)

 昨日9日、学生と日系企業の工場に行きました。中の写真撮影は禁止でしたが、大きな機械で成型、蒸着されていく流れ、室内の圧を高めに設定し埃1つにも気を遣う製造現場の光景は、先日の韓国製の携帯電話のトラブルを思い出しました。
 ここまで日系企業では徹底した製造管理をしています。「日本製品の品質の根幹は半端ではない、事細かなマネジメントの上に成り立っているのだな」と(きっと)学生も感じてくれたことでしょう。

    
 (日系企業S社で研修講義を受け、工場見学をさせていただきました。ありがとうございました。)