Which are cost-effective? −大事なのは後悔しないこと?

 今週の授業で、ゲーム理論ミニマックス・リグレット基準(minimax regret criterion)を扱っていました。これは後悔(regret)を最小にする意思決定方法のことを指します。

 その授業の後、出張に出発しました。それが10月30日、そして昨日タイから台湾へ、弾丸的に本日台湾からタイに戻っています。

 今回、タイと台湾のホテルの選択では、それぞれいわゆる星の多いホテルと、平均レベルの星の数のもので迷いました。結果、ミニマックス・リグレット基準に近い考え方で選択をしました。

 その結果、台湾のホテルは、価格は高いものの、いわゆるブランド系列、日本でもちょくちょく利用しているシェラトンです。「はずれはないだろう」という見方です。

 一方でタイのホテルは、前半と後半で異なりますが、後半のホテルの最安の部屋は、1泊あたりで、台湾の4分の1、タイ前半のホテルの2分の1です。この価格なら少々期待外れでもいいやという感覚になりますね(さすがに部屋のグレードは少しいいものにしましたが)。そして…、リグレット(後悔)の度合は如何に?

[台湾(シェラトン系列)]
    
 (外観と部屋からの夜景です、さすがに綺麗です)
    
 (部屋も文句なしです)

 ただ…、本学の元留学生で、現地の大学に勤務する先生らとともに夜遅くまで飲んでいたため、実質の利用時間は寝るだけ…、翌朝もその大学に訪問をさせていただきましたので、早めのチェックアウトでした。「やはりほぼ完ぺきだった」という思いと、「もったいなかった(笑)」ということでリグレット(中)程度です^^

[タイ(後半のホテル−中国系の資本系列っぽい)]
    
 (着いて驚きました。結構というかとても綺麗じゃないですか!)
    
 (基本的な設備はすべてついています。少し水回りに不満があるくらい?)

 価格的には倍であってもいいかなぁと思うぐらいです。リグレット(小)です^^

 台湾もタイのホテルもミニマックス・リグレット基準に近い考え方で決定しましたが、あえてその2者を比較をした結果、タイの勝ちでした。cost-effectiveというよりは、使う側の問題ですけどね^^