The moment of becoming impulse shopper−スーパーハイテンションで衝動買い?


(ウォンエンヤイの超巨大ロータリーに鎮座する立派なタクシン像です)

 私は自分の仕事をはじめ、今までの生き方において、結構自分の直感というか、自分の中に「これ!」と思える何かが生まれた瞬間を大切にして、全力を注ぎます。衝動買い(impulse buying)というとあまりよろしくないイメージがありますが、その言い訳を先にしたわけではありません^^;。

 今日は唯一今回の行程で比較的自由に時間を取ることができる日でした。そこで今後の研修等として候補と考えているバンコクの西の玄関口、バンコク中心部から南西方面、川向こうのウォンエンヤイ(Wongwian Yai)に向かいました。ここは旅行者的にはフアランボーン(Hua Lamphong)駅が東線(マハーチャイ線)などの始発駅なら、こちらは西線(メークロン線)の始発駅となる場所です。またバンコクの街の発祥の地といわれ、いわゆる旧市街が広がります。ここ最近は交通手段も増え、アクセスが便利になりました。

 もちろん私的な目的は、古き(良き?)大きなマーケットです。大資本化の流れの中にありながら、それでも衰退しない市場に並々ならぬ興味を惹かれます(ある意味、職業病ともいえるのですが、市場にまつわる様々な法則に興味があるわけです)。ロータリーの大きさに負けず、市場も活況でした。

    
 (ウォンエンヤイのある市場にて)

 少しバンコク中心部から離れるだけで、物価も随分下がっているような気がします。そしてここに来れば様々なものを買ってしまいます。

 
 (本日のウォンエンヤイでの買い物の一部…持って帰るのが重かった。紙に包まれたものは食器セットやオルゴール付きのからくり小物です。そして何故かノートなどのドラえもんグッズの逆輸入)

 私を本日、衝動買いに向かわせたものは、下の絵画、この絵はとても大きいのですが(左上の携帯がわからないぐらい)、大きさだけでなく絵の美しさにより、私のテンションはドラクエでいうスーパーハイテンション並にアップしました。

    
 (左:即決買い。ただ心配なのはこの大きさ、日本に持って帰れるのだろうか…。/右:このシャツも柄が気に入りました。他のシャツと違い高めで、値切るのに苦労というか、値切りもそこそこ即決状態です)

 もうひとつテンションが上がる理由は、この旧市街の街並みです。細い路地を入ると、今ではバンコクの中心部では見ることが出来なくなった町工場や中小零細の工場(工房)があります。

 
 (削って成型をする職人さん、研究分野柄か、このような風景が好きです)