Nostalgic songs are linked mutually. −「波及性の研究」をしていると「人々がもつ共通のリンク(関連性)」が少し気になった


 学内で1週間ほど前ぐらいからキンモクセイの良い香りが漂っています。もう10月も中下旬、そしてもうすぐHalloweenですね。日本においても行事として定着してきた感があります。
 先の週末は金融教育に関する学会発表をしていました。なんと先月の日本経営学会と同じ場所、再び世田谷区の日本大学商学部キャンパスです。あのウルトラマン商店街の場所です。商店街はHalloweenで統一されていました。
    
 (ウルトラマン商店街、今回はハロウィン!) 
 さて、今回(先週末)はパーソナルファイナンスに関する学会です。英国や米国では2000年代に入り国民に対し全国的な金融リテラシー調査を実施し、その上で法を定め金融教育を政策として推進しています。
 私は大学院を修了した翌年の2007年頃からコーポレートファイナンスベンチャーファイナンス)からパーソナルファイナンスへも研究の幅を広げたのですが(起業時におけるファイナンスはむしろ後者のほうが近い部分もありますので)、以来、世界の金融教育政策に注目しながら日本における金融教育のあり方を研究してきました。もちろんこの分野は、日本においても2005年頃より先行研究論文が出てきています。
 当初は日本における金融教育のあり方そのものについて学会発表等をしてきたのですが、この2〜3年はその方法に注目しています。
 今回は英国の最近の動きを踏まえた、金融教育の波及性について発表をしました。原理・原則的な学問と違い、社会は日々動きます。それゆえそれを追いつつ常に最先端の研究に位置することも難しいものですが、自分が興味のある分野について新しい動きを常に捉えることほど楽しいものはありません(研究を始めると気づけば"日をまたぎそうになる"など時間を忘れてしまうこともありますが…^^;)。
 そんな日常ですが、今日は少しのんびりとしています。先ほど、のほほんとYoutubeで「聖女たちのララバイ(岩崎宏美)」を懐かしみながら聴いていると、関連リンクにこれまたお気にいりの懐かしい「恋人よ」(五輪真弓)が出てきました。さらにそれを聴くとまるで"はかった"かのようにやはりお気にいりの「恋に落ちて」(小林明子)がリンクされるではないですか。
 波及性の研究などをしていると、このような人々が共通に感じる感情(それが上手くリンクされていること)も気になります^^