京都にてパーソナルファイナンス学会の西部部会

 本日は、京都にてパーソナルファイナンス学会の西部部会が開催されました。発表された内容は「韓国におけるパーソナルファイナンスの現況」と「自殺と多重債務の関係について」という、ともに興味を惹くテーマでした。

 
 (パーソナルファイナンス学会西部部会の様子)

 「韓国におけるパーソナルファイナンスの現況」では、韓国のパーソナルファイナンスの大手2社が日系であること、そこから発生する対日感情と規制の話、韓国の同業種における収益状況など、普段は得られない貴重な内容を知ることができました。

 「自殺と多重債務の関係について」では、発表者の先生がデータをもとに、一般的な自殺の要因を説明されます。するとなるほどと思えたことがあります。多重債務問題が自殺の大きな要因として悪者にされている向きがありますが、データを分析する限りにおいては、どうもそうとは結論づけられないということです。一般的な認識だけではなく、学術的に考察することも面白いものだと感じました。