県立大学でアントレプレナーシップの授業−1回目−

 昨日、11日は午前からミーティングが続いていてバタバタしていました。午後より雪がちらついてきたのですが、夕方に本学を出て福井県立大学に移動し、「キャリアの形成におけるアントレプレナーシップの必要性」というタイトルで授業をしてきました。

 
 (福井県立大学永平寺町にとても広大なキャンパスがあります)

 福井県立大学は、本当にどの建物も綺麗で立派です。県立大の先生にお伺いすると、バブル全盛期に作られたことが理由かもしれないとおっしゃっていました。

 
 (おしゃれな外観に、雪化粧が映えます)

 およそ120名の登録とのことで、授業は扇型階段式の教室で行います。私語もなく、またみな大人しく礼儀正しい生徒が多いなぁと感じました。キャリアに関する教育の一環とのことですので、アントレプレナーシップを自分のキャリア形成だけでなく、自分をとりまく社会の発展への貢献という視点から説明しています。例として、北陸新幹線の延伸等による福井地域への影響、領土や領海に主権が及ぶという当たり前のことが実現できない場合の自身への影響など、それらを踏まえたチャレンジ精神の必要性に関してです。また受講者が経済学部生であることから、社会科学系の話題を中心に90分間、お話をしました。

 普段、本学の理系の学生を中心に接していると、経済学部生の(興味をもつ部分などの)反応の違いが随所にみられます。話す側の私としても、新たな気づきを得た講演でした(^^

 帰りは結構雪が積もっていました。雪道の運転はまだ慣れません…。