京都大学で起業教育講習会〜昨年に続き〜

 8日は、兼任で従事している京都大学にて起業教育の講習会を行いました。これは今月29日に行う第2回起業能力検定試験の受験者(講習希望者)を対象に行ったものです。

 私のほうは45分程度「起業家精神って何だろう」というタイトルで授業をしました。起業というとビジネスをはじめることですが、起業家精神という場合はビジネスに関連する気持ちとは限りません。多くがビジネスのスタートに結びつくものですが、加えて、「変化をチャンスと考え、新しいチャレンジにより、社会にイノベーションを起こすこと」という考え方もできます。そのようなことを中心に説明し、最後に今私が作成に取り組んでいる「あなたの起業家精神チェック」をしていただきました。

 
 (冒頭の挨拶と京大の説明をされた松重教授(右)、於京都大学内)

 授業後、せっかく京都に来たということで、ちょっと気になっている場所を尋ねてみることにします。先月12月15日のブログ「忠義の志、武蔵坊弁慶の泉(大阪府池田市)」で、大阪大学へVBLフォーラムで出張したときに「弁慶の泉」を訪れた内容を記載しました。気になっているというのはそこに関係します。私は京都生まれなのですが、生まれてから大学進学で関東に行くまで、市内右京区太秦の北西、広沢の池近くで過ごしました。

 その広沢の池から歩いて5〜10分ほどの場所、「山越」というバス停近くに、小さなころから近所の人がたしか「弁慶池」と呼んでいたような池があったという記憶を思い出したのです。そこを久々に見に行きました。

 
 (この池なのですが、昔から流行っている釣り堀になっています)
 
 (その釣り堀のお店の名前も「弁慶」です)

 釣り堀のお店の名前が「弁慶」なので近所の人が「弁慶池」よ呼ぶのか、「弁慶池」という名前なのでお店の名前が「弁慶」なのかが気になったので、地図を調べてみました。すると地図に「弁慶の足型池」とあります。池の形が弁慶の足の形ということですね。つまり「弁慶池」なのでお店の名前が「弁慶」ということになります。

 この付近では小さい頃、よく遊びました。歴史的風土保存地区の小高い丘もあります。家が「千代の古道」の途上のため、(この近くに来るのは結構面倒なのですが)少し気合の入った観光客の方でしたら結構いらっしゃいます。この近く、それでもまだまだマイナーでディープといえる歴史的な場所や、時代劇の撮影場所が多いですよ^^。

 
 (この歴史的風土保存地区の向こうに「弁慶池」があります)