LEGO enable students to become the critical thinkers and creators of the future. - 教育への応用可能性は様々!

 大学教員の中もLEGOによる教育ファシリテーターの資格をとる人が増えているようです。私の知り合いにそういう人が多いだけかもしれませんが、何人かこの資格を持っています。私も時間が許せばぜひ取りに行きたいところです。

 昨日は共通教育「現代社会とキャリア・アントレプレナーシップ」の試験日でした。この科目の評価に対する思いは、昨日、Facebookのほうに長々と連ねたので、それはさておき、外国人の先生による結果が出ました。

 今年のこの科目は、産業界の方々による評価が50%(既に1ヶ月半のプロジェクトを通し評価を頂きました)と昨日の試験の評価が50%、あとは若干の授業点で構成されます。

 昨日、教室に入り黒板に「筆記試験70点、実技試験30点」と書くと、「実技試験って何だ?」という反応が…。この科目は、協調性と創造性、国際性も養うことを目指しています。ということでお題は「外国人から評価されるとして『誇りある私たちの日本』をテーマに6名1グループで583ピース÷2のLEGOピースを使い、30分でモノを作って下さい。」というものです。

 1人で作るなら簡単なのです。要は作られた作品ではなく、そのプロセスが重要です。まずは約70名を6グループに分けます。その約12名で構成される各グループに583ピースのLEGOピースを渡します。さらに自分たちで6名ずつの2チームに分かれてもらい、そのLEGOの資源を2チームで分け合います。そして作るものをチームで合意して決め、作品を完成させるという手順を踏みます。15分経っても、まだ何も作れていないチームが結構いました。

 もちろんこの試験は、授業で実施したマシュマロチャレンジでの学びの一部を活用してほしいとの想いからです。反復型プロセスという要素の再現は出来ませんでしたが、マシュマロチャレンジの反省を活かして、上手く作ったチームがいました。

 以下が結果発表です。お疲れ様でした。知り合いのタイ人の先生に写真を送り、1番から12番まで順位をつけていただきました。

    
 (左が1番、右が2番とのことです。富士山が決め手でしょうか?)
    
 (左が3番、花火ですね。右が4番、私としては一番のお気に入りですが、桜ですね!)

 今回は30分という限られた時間で、しかも試験ですので、これ以上のLEGOの応用は出来ませんでしたが、時間をとれば様々な学習が出来ます。特にLEGOに限りませんが、エデュトイには創造力や問題解決スキルの学習の応用要素が存在するものが多く存在します。

 別の話になりますが、先月、うちの娘にウサ公を追加で買ってみました。まずはパパセットとお風呂です。
 
(家具を追加すると、この家が狭くなりました。)

    
 (結構、リアルに作られていて、驚きです。)

 喜んでくれたようです。しかし「パパウサギだけ?」といういう不満が娘からではなく家庭内の某所から出たため、ママセットは豪華なほうを…。そして弟のウサ公を、これで全部揃いました(汗
 
    
 (ウサ公一家がそろったのですが、細かいパーツが多すぎです…。)