No one can control nature. - とうとう来週に初の雪道用タイヤ体験


(寒さにもめげず、毎年、越冬してくれるパキラ。最初の小さな1つの頃も懐かしい。)

 今日は、めっさ寒い。とうとうスーツの下にセーターを着るようになりました。パキラも今日は辛そうです。そういえば、大きいほうのパキラも、最初、私の部屋に来たころは、手前の子パキラよりも小さかったのですが、よくここまで立派になったものです。

 さて当地に来て、少々、違和感を覚えたのが、この時期になると「雪道用タイヤに換えましたか?」という質問を受けることです。例年、私は「いいえ」と答えていたのですが、多くの人が意外な顔をされました。

 「この文化摩擦はいったい何なんだ?」という疑問が浮かびましたが、どうやら車の利用法に対する考え方の違いのようです。私が京都に住んでいた時は、朝に「今晩は雪が降りそうだ。電車で出かけるか。」という考えでした。前の大学への通勤は、公共交通機関を使うことも多かったです。当然、当地でもそのように考え、引っ越し当初は住む場所も駅近(徒歩30秒)を選びました。

 しかし…、電車が30分に1本しかない。乗り換えがある。そもそも当地では駅前といってもターミナル駅ぐらいしか、駅前に店もない。徒歩30秒の駅に至っては、先日、駅前ポストもなくなった(そのタバコ屋さんも)。そして夜になると駅員もいない。極めつけは車がないと、買い物ができない…。ということで、当地では日常的に車を使うことになりました。

 といっても、最初の質問に対し、私が「いいえ」というのは、「雪が積もれば、車には乗りません」という考えから発するわけで、一般的な答かと思っていました。

 しかし当地の考え方にはそうではないようです。「いかにして雪道を安全に走るか」を想定されます。すると上記の質問は「はい」という返事でないと、違和感を感じられるようです。

 そのような文化摩擦も「今は昔」となりつつあります。何度か電車で通勤をしたことがあるのですが、車で10分の通勤が、朝だとなぜか乗り換え接続がとても悪く、何だかんだで優に30分以上かかります。帰る時間には電車がないことが多く、あっても1本乗り過ごすと1時間待ちなどです。(昼で30分に1本程度)

 さすがに何年か、雪が降るたびにこの状態を経験すると、自然と当地の考えに変わります。先週、ディーラーさんで、新しい車を買うついでに、雪道用のタイヤも別途4つ買いました。

 もちろん初めての経験で、ホイールも一緒に別途買うものということも知りました。今後、毎年必要なものなので、いいかなと思いつつも、意外に高いんですね。車をAMGラインという、ちょっとカッコいいものにしたのですが、タイヤを変えたら、カッコ良さが相当落ちます…(><)

 パキラはこの夏もがんばりました。年々、強くなってきている気がします。幹も太くなり、刺し木で増やした子パキラも幹が木のようにしっかりとしてきました。今年もしっかり越冬してくれることを期待しています。