The phrase everyone has certainly heard. - 誰もが一度は通る道?
"Spring has come." このフレーズ、懐かしいですね。おそらくきっと誰もが中学生の頃、教科書か何かで見ましたよね。私は中2の頃、イエズス会が作った教科書"Progress in English Book 2" で見た覚えがあります。この言葉と"Mr. Barbara has been in the hospital." が中2の時のあの赤いプログレスの思い出です。"cherry blossom"の話はBook2だっけな、緑のBook3だったかな。
プログレスシリーズはBook1〜6のどのテキストも語彙が多く、長文に慣れることができた優れた教科書だったと思うのですが、私的には中2のBook2がそれなりの伝記や歴史物語も多く、最も懐かしいです。もちろん中1の頃のようやく文章らしきものが出てきた「すいか泥棒」の話も懐かしいのですが…。
(春山小学校の桜とその向こうが福井大学。)
先日2月1日のブログに福井の空が青いことが嬉しかった日のことを書きました(→リンク)。あの時は若山牧水の歌を思い出しましたが、もちろん春といえば、「春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、少し明りて紫だちたる雲の細くたなびきたる。」(清少納言)という文章も思い出しますね。
しかし今でも少し不思議なのですが、前半は良いとして、また日がさして、だんだん白くなる山ぎわも情景が理解できるのですが…、紫だちたる雲が細くたなびくというのが、それらしきものを見たことがなく、まだしっくりこないんですよね。明日は早起きしてチェックしてみるか、って現代の4月では既に遅いですね。
ちなみに「清少納言」って、少納言という位を知るまでは「清少/納言」って間違って区切っていたのも、きっと多くの人が通った道じゃないかなと思います(笑)