How to create an economic bloc - 品プリ村と横国大のコンパクトなまとまりを見て


(25日のお宿、品プリです−赤プリとは言ったけど、品プリとは言わないかな?)

 これも一つの開発の姿でしょうか。2年前のブログ(リンク)で「市場創造型の経営」について記載しました。その時は鉄道会社を中心とした内容でしたが、コミュニティー外から一時滞在客を囲い込むという形の、ホテルを中心とした一大集落もひとつの市場創造型ではないでしょうか。

 昨日、今日と関東で用務があり、昨日夜は学会関係の仕事の後、関係者の方々と遅くまで都内で飲み、今朝は横浜に移動だったので、どちらにもアクセスがいい品川に宿を取っていました。その昔、前々職では新横浜にてマンスリーで1年ほど借りていたことがある、西武グループプリンスホテルです。

    
 (左/25日、北陸はまだまだ寒さが残っていました、右/26日、関東に移動するとつつじも暖かさを感じさせてくれます)

 今回のお宿、品川といえば西武グループプリンスホテル王国ですね。品川に西武鉄道は走っていないものの、しかしプリンスホテルのタワーが数多く立ち並び、その間の建物や地上階に商業施設を併設、誘致し、広い敷地にひとつの村落のようなものを形成しています。「電車路線を中心にしなくとも、市場創造型の経営ができるぞ」といわんばかりでした。そういえば関西では今日26日に一大商業施設の「うめきた」の開業だったそうですね。

    
 (左/デコレーションが綺麗な品プリ、右/リゾートホテルのようなプールです)

 ひとつの村落といえば大学も同じです。海外の大学では、大学の中で一つのミニ経済圏といいますか、ミニ生活圏ができているところをよく見ますが、本学の場合は正反対です。一応、5000人近く人がいるのだから、数的には可能なのですが…。26日に訪れた横浜国大は一つの山であるせいか、大学とその中の民間を含む店舗が上手くまとまっていました。ちなみに敷地の山、横浜国大の先生に聞くと、もともとゴルフクラブだったそうです。

    
 (左/26日、横浜国立大学に着きましたが、この正門から目的地まで遠かった…、右/学内を移動中に移動店舗を発見、凄い人気で列ができていました。福井大学にもこういう民間の店舗やお店ができないかな…)
 
 (建築学科の建物です。お洒落です)

 関東は陽射しも暖かく、久々に汗をかきました。そして帰りに横浜でお土産を購入し、帰福しました。

    
 (横浜高島屋界隈でお土産を購入。左は小倉山荘の昨年末の新作「かるたあそび」です。右は「治一郎」のバームクーヘン、って私の祖父の名前と同じなので購入)