The convenience store which is not convenient is not successful. - 便利ではないコンビニは本当に成功しなかったという中国の例

 先週の課題、なぜ日本ではセブンイレブンが独走状態なのか、またなぜ中国、ベトナムにはコンビニが存在しないか(正確には、つい最近まで存在しなかったか)の意見をまとめてもらいました。

 セブンイレブンの強さについては、実際に店舗を見てきてねということで、知り合いのフランチャイズオーナーから伺った回答を期待したのですが…。

 Parcel service, Product development, Installation rate of ATM, うん、彼らが目で見たという根拠付きで、これらの要素は出てきました。決して間違っていません。ただし、さくっと "It`s not a reason in such a hardware side."とし、他の回答を期待するも、経営者の生の声として事前に伺っていた Lineup of goods, Management of freshness and cleanliness, Friendly service などは出てこなかった。ソフトな部分は、ちょっと観察するだけでは見えないのかもしれません。

 中国とベトナムのコンビニの存在については、中国人もベトナム人も「存在したようです」とのこと。どうやら彼らの出身地にはまだ外資のコンビニはできていなかったそうですが、実際には2009〜2011年頃から外資が進出していたとのことでした。

 それぞれしっかりと調べてきてくれました。要約すると、中国も以前は外資ではないコンビニ(らしきもの)があったが「高い、便利ではない」という理由で成功しなかったとのこと、しかし外資(日本)のコンビニ各社がここ最近は数多く進出し、中国人の所得水準の上昇とともに人気だそうです。ベトナムにも日系のコンビニが近年進出してきたようですとのことでした。一方でそれ以前にコンビニができなかった理由は、夜に買い物をする必要性がないことや、市場で買い物を済ますからでしょうとのことでした。また今でも外資の進出のメインはハノイではなくホーチミンのようです。

 確かに便利であれば、少々高くてもちょっとしたものを購入するものだと思います。私も一昨日夜にコンビニの便利さを感じました。ここしばらく嫁が実家に帰っているので、学生時代ぶりに自分でカレーを作ったのですが…。

 まず材料は、牛肉、じゃがいも、たまねぎ、にんじん、あとはカレールーがあればいいだろうということで、さっそく材料を揃えて、具材を炒めます。「は!」先に肉以外を炒めてしまい、急いでお皿に移し、牛肉を焼きます。再びじゃがいもやたまねぎ、にんじんを戻して、しっかり炒めて、そこそこで鍋に移し替えて水を入れ煮込みます。調味料は確かローリエにカレーパウダー、タイで仕入れた超辛のとうがらし、このあたりだろうと適当に放り込んで、いざ仕上げ!

    

 「ぬお、カレールーが2欠片しかないではないか」普段、料理を作っていないせいで、残量を知らずにここまで作ってしまった。「そうだ、コンビニだ」ということで、事なきを得ました。コンビニは夜でも開いていて有難いです。ご飯も16穀米を追加し、炊き上げて完璧!

    

 ということでカレーの出来上がりです。うん、そこいらのカレーよりは断然美味しい!

 ただし…、普通は自炊のほうが安くつくはずなのに、作り置きして冷凍室に放り込んだカレーの量は7回分。「ん?調味料を無視しても、これは市販のレトルトカレーを買ったほうが明らかに安くつくぞ…」と気付きます。

 まぁ、素材はすべて国内産だし、自分好みに辛くしたし、いいか^^