What would I like to finish there? - 9月10日早朝のドン・ムアン空港と70番台搭乗口

 What would I like to finish there?(そこで何を成し遂げたいのか?)は、国内外にかぎらず、社会調査を行う際の計画において最も重視することです。社会学を研究しているわけではなく、社会調査を「企業経営の政策科学」において一つのツールとして利用しているから、その思いはより強くなります。

 ここのところはバカンスではなく研究での出張が多かったため、久々に上記の思いを意識しない旅になっています。となると計画もかなりルーズです(しかも今回は一人旅ですから)。宿も途中都市の滞在時間も気分次第、こういうときのほうが(くだらない内容も多いですが)意外な発見が出てきます。

 関空をでて5時間半、タイ国スワンナプーム空港に夜到着です。機内食をほとんど食べなかったため、スワンナプーム空港でまずは食事です。といっても空港なので屋台はないので(といって空港にありがちなハンバーガーや外国料理は旅の魅力半減)、売店でお弁当を買いました。

 
 (70バーツで買ったお弁当、市内であれば30〜35バーツ程度のお弁当ですが、そこは空港価格)

 翌朝6時過ぎ発の飛行機のため、そのままドンムアン空港へ移動します。ホテルを取ろうかとも考えていたのですが、深夜にホテルにチェックインして、3時起き4時ホテル出発、5時に空港着あたりを想定すれば、ドンムアン空港で早朝便をそのまま待とうという決断になりました。

 ドンムアン空港までは公営バスを使ってもよかったのですが、タイ旅行が目的でもないので、移動に徹してタクシーで1時間ちょっと、夜は道がすいていて早いこと。

 そして空港に着くと先客が数組いました。私もこのゴツゴツしたプラスチックの椅子の上で横たわろうとしたのですが…、背中が痛い。30代後半となった今ではこれはきつい(笑)。よく見ると、みなさん段ボールを下に敷いていますね。

 
 (先客の方々、よく見ると段ボールだけでなく、防寒対策の毛布もばっちり、対する私は今回も手提げかばん一つに着替えとノートPCのみ入れてやってきました。ノートPCを持ってきている時点で仕事を捨て切れていない?)

 さらにタイの屋内の特徴ですが、空港内は冷房が効きすぎです。「寒いし、背中は痛いし、困ったなぁ」と思っていてふと外に目をやると屋外にベンチが。屋外なら寒くもない!(なんか発想が逆のような気も…普通は屋外を避けて屋内を探すよね)

 
 (9日深夜〜10日早朝にかけて、手提げかばんを枕に、このベンチにお世話になりました^^)

 空港入り口近くの屋外で寝ていて少し良かったこと。朝4時前にぞくぞくと車がやってきて、美人を降ろしていきます。車の音に思わず目を覚まし起きていると…、出勤してこられるノックエアーの(採用倍率100倍以上、モデル級といわれる)美人揃いの従業員さんの出勤を1人1人チェックできました(コラッw、まぁ、発見といってもこんなレベルが多い?)。

 朝5時前にチェックンカウンターが一斉にオープンします。さくっとチェックイン、「ん?74番ゲート?いつもの30番台ではない、というか70番台なんてあったっけ?」と思っていると、なんと微妙にありました。人通りがほとんどないガランとして通路をひたすら歩きます。こっちで大丈夫でしょうか?

 
 (怖いくらい人気のない通路を延々と歩きます)
 
 (どんどん行きます)
 
 (階段を降ります)
 
 (また向こうに階段です)
 
 (お、なんかありました、搭乗口です!まだ早いせいか人の気配はありません)

 こんな感じで「ドンムアン空港、初70番台」搭乗口経験をしました。このあとはSakon Nakhonに飛行機で移動です。そのあとにNok Coach(航空機会社なのになぜか陸路移動手段)を利用して朝9時30分にはMukdahanです。