Stocks climb the wall of worry.

 関西に遅れること、およそ1週間、福井市内も今週半ばから桜が咲き始めました!今日、大学近くを車で走っていると、桜の通り抜けポイントを発見しました。

 
 (車で通る「桜の通り抜け」です)
 
 (大通りから急に狭い道になる場所で、普段は注目しない道でした)

 この道以外にも、「さくら通り」と呼ばれる福井の大通り、桜が左右に植樹された道が市内を東西に走ります。福井県庁近くも綺麗です。

 
 (「さくら通り」で信号待ちに)
 
 (県庁近くの風景)

 桜は満開ですが、日本の株式市場はパッとしません。日経平均は再び1万円を割り込んでいます。昨年からギリシャ問題の世界への波及、長引く円高と不安材料は消えません。しかし、"Stocks climb the wall of worry." という相場格言があります。直訳すれば、「株式相場は心配の壁をのぼる」となります。株は市場全体が悲観ムードになってようやくあがりだす(日本で言えば「悪材料出尽くし状態」に近い?)ということですから、そろそろ本格上昇するかも知れませんね。

 しかしこの桜の季節が過ぎると5月、"Sell in May and go away." という言葉もあります。「5月に売り逃げなさい」となります。5月に相場が下がる傾向があることから出来た言葉のようです。一説ではファンドが中間の利益出しをすることから、その傾向になるとも言われます。

 NYダウの動きを見ると、2010年、2012年は確かにそのとおりですが、2009年は逆の動きです。さて今年はどうなるでしょう。

 桜が咲いて、ようやく4月と実感します。景色から季節を感じることが出来る日本、本当にいいものです。