わが国の本気!

 26日に「3月ももう26日ですが。もちろん市内の道路などは、さすがにもう積もりません」と書きましたが、昨日、サンダーバードの車内から見ていると、嶺南(福井県における武生より南の地域)の今庄あたりは、ばっちり雪が積もっていました(^^;。

 さて昨日は産学連携に関する会議で大阪に出張でした。この会議、経済産業省文部科学省科学技術振興機構(JST)、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構NEDO)の方々が順次説明されるもので、今後の政策方針をまとめて聞くことができました(次々に人が出てきて、重要な話が続いたので、結構疲れましたが…)。

 今回は平成23年度3次補正や平成24年度予算に関する政策を中心に説明がされましたが、サクッと飛ばされるページと、詳しく説明されるところの大きな差、また講演者(本省の方々)の会話の熱の入り度合などを気にしていると、どこに重点を置いているのか、また何が審査のポイントなのかがよくわかります。

 特に印象に残ったのが文部科学省の方のお話の一部なのですが、「大学に期待する役割は『教育、研究、成果提供』の3本柱」、「明確な目標」、「やる気、本気、熱意」、「『研究開発戦略、知財戦略、事業化戦略』を三位一体とした戦略作り」、「優れたシーズと企業の真のマッチング」という部分です。経済産業省だけではなく文部科学省からも基礎研究だけでなく出口を重視した話が出てくるあたりが、「わが国の本気」を感じます。

 夜に大学に戻ってくると、私の部屋の備品が届いていました。次年度に向けてより環境を整えようと、イマジネーションに配慮したこだわりのものを少し揃えていただきました。結構、気分によりアウトプットが変わってくる性格ですので、かなり満足です。感謝^^。明日にも残りの備品が届く予定です。

 
 (今までは応接机は対面型だったのですが、囲み型にして色合いも考えてみました。棚は授業で配布した資料や研究テーマ、産学連携業務などの目的に応じ9か所に書類を分けて放り込む用です。夏に向けたパキラの再成長のためのプラント用ラックもばっちりです。)

 今日は午後からあわら温泉にFD合宿とのこと、年度末の論文提出や報告書作成、その他アプライの作成など締切が月末のものの多さに加え、出張続きだったので全くのんびりはできませんが、せっかく行くからには温泉に浸かって疲れも飛ばしてこようと思います。