京都市内小学校で「起業家精神とは?」の授業

 今日は午前中、京都市内にある京都市立梅津北小学校で起業教育の授業をしてきました。授業は、いま私が兼任で従事している京都大学の同じ部署の専任の先生と、5年生の2クラスを同時間帯に交互で交代する形で実施しました。

 
 (右手に見えるのが京都市立梅津北小学校)

 授業の中で、誰でも起業家精神をもっていること、社会にイノベーションを起こす可能性があることを、具体例を示しながら説明しています。

 起業の実現だけでなく、自分の夢が社会に貢献すること、そのようなチャレンジも起業家精神のひとつです。今の小学生の夢を聞くと、サッカー選手とこたえる生徒が多いですね。日本女子サッカーも、日本の社会に大きな勇気を与えたという点で、日本の社会に大きな貢献をしました。

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 京都は駅から数分歩くだけで、それがたとえ住宅街の中であり、小さな規模でありながらも、歴史を感じるいくつもの寺社などが存在します。私が生まれ育った場所からは、歩くと30〜40分ほどの場所ですが、小さなころには気付かなかった場所を発見しました。

 行きはJR太秦駅を南進し、京福電鉄嵐電有栖川駅あたりから、南東方向、梅津北小学校方面へ向かいます。

 
 (朝、少し早めに出発し、小学校に向かう途上、住宅街の中に綺麗な朱を発見)
 
 (「小竹稲荷大明神」と書かれています)
 
 (「小竹稲荷大明神」から南に数分、京福電鉄嵐電)沿いにも弁財天を発見)
 
 (こちらは「神ノ木弁財天」とあります)

 調子に乗って、帰りは違うルートを通ります。梅津北小学校から真北へ進み、京福電鉄帷子ノ辻駅方面へ。すると、その途上、愛宕神社がここに???確かにこの場所は愛宕神社も場所柄比較的近いのですが、嵯峨の奥、清滝にある神社です(ここから数キロは北西方向)。その常燈明(寺社の前にともしておく明かりのことなのですが)がこんなところにあったんですね。

 
 (ここは住宅街の細い道ながら、人通りも多いので、過去にも見た覚えがあります)
 
 (「愛宕神社常燈明」とあります)

 京都を離れてからのほうが、京都の様々なスポットに興味を示すようになりました。離れて初めて感じる、そういうものなのかもしれません。やはり京都は歴史の町ですね。このような歴史を感じると、かつて祖父母や近所の方が東京に行く人のことを東下りしはるんやね」と「自然に」言っていたことも、納得できる気がします。