何気に対ユーロで円高が止まらない!
ここ数日の秋晴れも昨日まで、今日から少し天気が崩れそうです。
さて、対ドルの円高が高い水準で落ち着きはじめたかと思っていると、対ユーロでは1ユーロ101〜102円まで円高が進んでいます。もちろんこの円高は決して日本に投資が加速している前向きな円高というわけではなく、ヨーロッパ経済に対するネガティブさに起因する相対的な円高ユーロ安です。
今週から後期の授業が始まったのですが、昨日の「現代社会とキャリア教育」の授業で、「いま1ユーロ何円か分かる人?」と聞くと、「108円ぐらい?」という返答をしてくれた学生がいました。少し差はありますが、それでもドルだけではなくユーロにも関心を持っている学生はいるものです。私の場合は、研究の関係で、ドルおよびドルと比較的連動するタイバーツはいつも気になっています(笑
一方、円高をチャンスととらえている日本企業も多く存在します。今朝のニュースでもDeNAがチリのゲーム会社を買収するというニュースが流れるなど、一部の日本企業は海外企業の買収を加速させています。今回は日本経済全体が好調な訳ではないので、昔のように日本が世界を買い占めるという事態にはなりませんが、ビジネスの基本「変化はチャンス」「問題こそチャンスに変わる」という考えを、学生だけでなく企業の方にも様々な場所でお伝えしています。
ただし個人レベルの話では、残念ながらあまり円高の恩恵を感じません。少なくとも輸入車はもっと価格が下がるべきなのですが、一時のユーロ高による値上げの後、日本の某大手輸入車ディーラーYはその水準を維持しています。2008年には1ユーロ170円近くだったのもが、今は100円近辺です。輸送費用や税金はあるにせよ、仮に850万円の欧州車であれば、500万円程度になってるかなと思うのですが…。この差はディーラーにいってますね(笑) この現状が続くと並行輸入による購入を検討する人が増えるかもしれません。
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昨日は昼でも涼しかったので、大学近くの駅前のタイ料理のお店で「イエローカレー」を食べました。私はこの野菜たっぷりのタイカレーが大のお気に入りです。普段のメニューでは「グリーンカレー」のみなのですが、時折、この「イエローカレー」や「レッドカレー」が裏メニューとして登場します。
お店の方に「イエローカレーをいつも食べられるようにしてほしい」と伝えると、「定番メニューにするとあまり出ないんですよ」とのこと。消費者の心理というのは確かにそういうものですね^^