パーソナルファイナンスは世界を救う!

 およそ1年前のブログ(2010年10月5日)で「起業家精神アントレプレナーシップ)こそが日本を変える!」という日本ベンチャー学会のキャッチフレーズについて、私自身の想いを書きました。そこで標記のタイトルですが、世界を変えるのが「アントレプレナーシップ」ならば、世界を救うのは「パーソナルファイナンスという話を、昨日のパーソナルファイナンス学会で触れました。

 先週金曜日の夕方17時に大学を出て、サンダーバード新幹線「みずほ」で福岡まで移動、到着したのは22時過ぎ、翌土曜、日曜日と、博多で行われた第12回パーソナルファイナンス学会全国大会に出席しました。

 
 (初「みずほ」です)
 
 (N700系は快適です)
 
 (福井−福岡の移動は長旅です、夜遅くに博多に着きました)

 今回、同学会より学会賞を頂くことができ土曜日はその授賞式に出席、また日曜日はシンポジウムのパネリストを務めました

 
 (立派な盾までいただきました!)

 日曜日に行われたシンポジウムのお題は「パーソナルファイナンスは何ができるか」というものだったので、話の流れで「パーソナルファイナンスは世界を救います」と誇張気味に述べました(笑)。その意味は、1998年の金融危機の際、派閥経済といわれる韓国経済はドミノ式に次々と大きなダメージを受けましたが、パーソナルファイナンス中心のスモールビジネスが主体の台湾経済では個々がリスクを吸収し、そのダメージを回避できたと言われるからです(リスク吸収力の違いですね)。このような視点でパーソナルファイナンスの役割を見るのもありかな?と思っていることによります。

 今学会には、いつも懇意にしていただいている台湾の義守大学の陳先生もいらっしゃったので、時間があれば関連する話もしたかったのですが、夕方の懇親会にいらっしゃらなかったので、次の機会に近年の状況も聞いてみたいと考えています。

 日曜日は16時30分過ぎの新幹線「さくら」で帰りました。福岡と言えば明太子なのですが、出張前、嫁が呪文のように「博多と言えば…、通りもん!」と唱えていたのが耳に残っていたので、結局「博多通りもん」を買って、22時過ぎに自宅に帰りました。

 
 (バター味の和菓子?私としては京都の和菓子のほうが断然、品も味もいいような気が…)

 博多は5〜6年ぶりです。駅周辺が整備され、街全体としても整然とした感じで、以前よりも美しくなったような気がします。