"City"の王立取引所(Royal Exchange)が現代ではショッピングモールに!

 
 (地下鉄"Bank station")

 英国Londonの"City"はロンドンの発展の起点となった場所であり、今でもビジネスの中心です。日本の東京でいう兜町・大手町・人形町、大阪の北浜・淀屋橋、また米国のNew YorkでいうManhattanのWall Streetあたりが該当するでしょうか。いわゆる金融街にあたります。

 

 Cityを訪れた日、王立取引所(Royal Exchange)に入ると1階がショッピングモールになっていました。向かいの英国銀行博物館(British Bank Museum)で金融経済教育の現状を見たいということで、そこに向かう途中だったのですが、昔の取引所跡も少し気になりました。

 
 (王立取引所内のショッピングモール、1階の一番奥が"Paul Smith")

 そしてそのショッピングモールの中で一際格式高そうなある英国ブランドのテナントが気になり、ふと足を踏み入れました。そして目に留まったもの、というよりそこにあった靴に完全に釘付けになり惚れ込みました!

 
 
 

 このカジュアルブラックの中に施された嫌みのないサイドのカラーにトップの紋章、そして見えないところにもお洒落な靴底のウサギ(全面にウサギの型が施されています)、これぞまさに自身の求めていたデザインです!

 無条件反射でフィッティングするとジャストサイズ。値札も見ずに店員を呼び、店員が"Do you try this?"と言うも、もう買う気満々なので "Ya, I had already tried it, and it's a just size for me!"(「早く売れ」と言わんばかりに声が大きくなり、少し驚かせてしまいましたが)ものの一瞬で、購入完了。久々に「これ!」って思えるものに出会いました(しかも思っていた金額より安く、消費者余剰も大きな買い物でした。この時期はちょうど"Summer Sale"期間です!)。

 英国ではもし時間ができたとしても Burberry しか買わないだろうなぁと思っていたのですが、今まで全く気に留めなかったこの"Paul Smith"をはじめ、2〜3のデザイナーブランドがピタッと自身の感覚にはまりました。といっても今回はプライベートな時間があまりなく、目的地に行く途中に目に留まったお店しか見ていません。もし次に仕事抜きで英国に来る機会があれば、じっくり英国ブランドを比較してみたいと思います。