パキラの花言葉は?

 当地では3月は後半も雪が降っており、寒い日が続いていました。そんな中、桜はいつ咲くのかな、などと思っていると、4月に入り、冬の寒さを忘れたような陽気、そして本日は学内外の桜も一気に満開という感じです。

 
 (いつの間にか咲いていました。大学の北側の桜です)

 京都にいた時は、梅は北野天満宮、桜は平安神宮哲学の道など、数多くの名所があり、毎日のように春の景色を目にしていました。きっと当地でも名所があるのでしょうが、どこに行けばいいかわからないまま今日の満開を迎えてしまいました。

 私はもともとガーデニングが好きなほうです。いまはマンションなのでベランダ栽培ですが、この春もようやく種をまくことができ、夏の収穫に向けて野菜を栽培し始めました。

 昨日はなぜか買い物ついでに目についた小さなパキラを購入し、さっそく大学の自室に飾りました。観葉植物は育てやすく、また室内でも大丈夫なので、心を和ませるにはもってこいです。パキラの花言葉は、「快活」とか「勝利」「幸運を呼ぶ」とか言われますが、微妙に経済と絡めると海外ではこのようにいわれているようです。

 英米では"Money Tree"、中国では「発財樹」、つまりお金を生む木ということでしょうか。ではなぜそのような名前がついたのでしょう。

 
 (ちいさなパキラ、幸運を呼んでくれるのでしょうか)

 台湾の貧しい人が偶然パキラを発見し、持ち帰って育てて増やしました。それを売ったところ、飛ぶように売れて財をなしたということからだそうです。

 生産活動を伴わない経済が注目される現代社会において、生産活動を伴うちょっといい話だなと個人的に思います。