国外に目を向けて客観的に見ること、そして見えてくるもの

 今日は金融教育系の学会の幹事の先生らと、この4月に行う地区部会の設営打ち合わせをしていました。英国、韓国、日本を国際比較した金融教育パネルディスカッションを行う予定です。私はこのパネルディスカッションのコーディネーターを仰せつかりました。昨年末に衝撃を受けた韓国ヒアリングの経験リンク)などを活かし、パネラーの皆さんの意見をうまくまとめなければいけません。

 打ち合わせの中の雑談で、同志社大学名誉教授の先生が、海外のニュースを見ると日本では得られない知識が得られる、というお話をされていました。たとえばその中で「ソープドラマ」という単語が出てくるので、何かと思われたそうです。すると日本でいう「昼ドラ」を指していたとのことです。

 なぜそのようにいうのか不思議に感じ、調べられたそうです。すると米国ではその昔、昼の時間帯の番組スポンサーが、ことごとく石鹸を製造するメーカーで占めていたことから、そのように呼ぶようになったとのことです。

 「なるほど^^」と思いました。

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 海外のニュースというと、「なるほど」とうなづく知識から、「そうだったのか!」と驚くものまであるのではないでしょうか。たとえば中国人が中国以外の各国で報道されている、次のようなニュースを知るとどのように感じるのでしょう…。

 以下、ネット上の産経新聞ニュース(共同通信配信)より一部抜粋です。

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中国当局のつぶやき?急増 集会封じと関連も
2011.2.26 17:05
 インターネットの短文投稿サイト「ツイッター」上で、民主化などを求める集会を批判したり、中国政府の立場を主張したりする中国語の怪しげな「つぶやき」が急増している。集会の呼び掛けが最初にツイッターで広がったことから「書き込み工作員」を動員した当局による集会の封じ込めとの見方が出ている。

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 そもそも海外でこのような報道がされていることを、「当局」は感知しているのでしょうか…。国内だけではなく、海外から客観的に自国を見ることも重要ですね。