地産地消と起業教育はどういう関係?

 おはようございます。昨日は久しぶりに休日といえる1日を過ごしました(^^

 現在、ご縁をいただいて、福井市に住んでいるのですが、福井といえば越前蕎麦です。越前蕎麦らしきものは、福井に来てからも食しているのですが、昨日は地元の方から「おいしいよ〜。」と情報をいただいた越前町にあるお蕎麦屋さんに行きました。

 福井市中心から20〜30分ぐらい車で南西方面(鯖江市のほう)へ走ると、越前町があります。途中、きれいな蕎麦畑が一面に広がっていました。
 そしてお蕎麦屋さんに到着、手打ちの「おろしそば」をいただきました。
 
 帰りには、複数の農家が直売しているお店が入る大型商業施設により、その後なぜか甘いものが欲しくなり、ミスドによって帰りました。

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 いま作っている起業教育の教科書、このような地産地消の考え方にも触れています。もちろん、地産地消は配送コストの削減というビジネス面の要素もあるのですが、そのような知識だけでなく、起業教育にはもっと大切な要素があるとあると思い、一項目を割いています。その要素は2つ、1つは環境に配慮した経営を常に頭の片隅にもつこと、もう1つは地元を愛する心です。

 論理的に記載すると長々となってしまうので、取り急ぎ結論だけを述べます。地元を愛する心、生まれた国を誇りに思うこと、つまり自分の所属を愛すること(愛校心や愛社精神なども)が、起業をはじめとするチャレンジする心にも関係しているのではないかということです。そもそもリーダーとはこのような心をもった人々でないといけないと考えています。

 昨日はこのような思いから食べに行ったというわけではないのですが、美味しい越前蕎麦を食べることができました。ちなみに麺は全体的に太くて(しかし太さは均一ではない)、関西で食べていた蕎麦よりはそば粉が多かったような気がします。

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追伸:

 先日、県内の小学校の先生とお話したときに、小学校の社会科の授業において、子供たちの頭の中に具体的なイメージがわかない点が問題というお話を聞きました。たとえばロケットの製造に関して、中小町工場の方が作業をしている写真を資料集に載せてもピンとこないわけです。その理由は、大企業と中小企業の関係性などを教えることが抜けているなどの体系性も要因の一つです。

 なお、さすがにロケットを作る体験は難しくても(個人的な研究としては、すでにこれはIT教育の応用で可能だと考えています)、たとえば身近な地域の蕎麦畑をみて、そこから自分たちで蕎麦をひいて作って食べるなど、繋がりを重視した授業が増えればいいなぁと思っています。都会の子供たちほど頭でっかちになりがちで、特に第一次産業が自分たちの住む世界とは別のものになってはいないかという懸念を持っています。