科研費の応募の季節になってまいりました

 この10月、11月というのは、競争的資金の公募が集中しているのか、結構、申請先の候補があります。何に出そうか迷っていたら、先日、学内で「科研費に関する説明会」があり、なにやら応募せよとの風向きでした。昨年は全学教員のうち、申請割合がなんと9割だったとか…。うちの大学はかなり気合入ってます!

 ということで、迷う間もなく半ば強制的に科研費へ応募ということになるのですが、次に迷うのはそのテーマ…。

 個人的には「東南アジアのベンチャービジネス研究」も捨てがたいのですが、現在の研究の中心は「起業教育研究」、本来はメインの後者で応募でしょうが、そうなると前者の研究に1年ほどの空白が空きそうな悪寒…。(ヒトって何か強制が働かないと、研究なんて特に進まないですから…、と言い訳。)

 いつもの私の得意技、奥義「合わせ技」を用いようにも、さすがに「東南アジアビジネス」と「起業教育研究」の融合には無理があるwここは素直に後者「起業教育研究」で申請しようと考えています。

 
 (バンコクはいつ行っても交通渋滞です…)

 ちなみにこの奥義「合わせ技」、2009年は京大内の申請で「金融教育」+「情報システム」で、2010年は学会の申請で「金融経済教育」+「教育実践(授業)」で発動しました。ともに採択していただきました(^−^)。2010年のほうは最強助っ人のお二方にも共同研究者に入っていただきました。まさに今、3人で研究推進中です。12月には韓国に調査に行ってきます。

 しかし奥義の発動というものは最後に取っておくもののような…、2年連続で発動すれば、もう奥義とは言わないかも…(笑)

 次に迷うのが申請分野、私の研究は経営学ベンチャー分類なのか総合領域「教育工学」なのか、はたまた「社会情報学」の分野なのか…、そうこう迷っているうちに申請書を書きなさいという話です。

 ということで、今から頑張って書き始めます^^