Divine spirit possesses a child body by a march around the shrine. − 神霊が宿るとされる稚児行列


(六呂師高原です、2015年5月3日)

 今年の連休は、お陰様で大切な家族と過ごすことができました。3日は皆で六呂師高原にアイスクリーム作りに、また5日は福井県護国神社で稚児行列に2歳の長女を参加させました。

    
 (福井県大野市にはスキー場だけでなく、春でも楽しめる施設がありました。)

    
 (左/スイスをイメージしているようです。 右/お子様ランチをよく見ると、福井県の恐竜をイメージしているのかな?)

 アイスクリームって、家でも作れることを、知ってました?

    
 (材料:牛乳と砂糖、バニラビーンズ、クリーム、卵、以上!)

    
 (卵の黄身を取り出します)
 
    
 (黄身と砂糖を混ぜ、その後、牛乳を入れ沸騰させます)

    
 (その後、バニラビーンズも入れてまた沸騰)

    
 (あとはクリームを入れ、氷の上で力技でかき混ぜれば出来上がり!娘も協力してくれました。)

 というわけで、ハーゲンダッツより美味しいと思えたアイスクリームが出来上がりました。これ、オススメです。

 そんな六呂師高原にいくと、なぜか福井大学の名前がありました。

    
 (「福井大学六呂師山荘」というもののようです。)

 「はて?本学がそういうものを持っていたかなぁ?」と、気になりましたので調べてみると、本学のワンダーフォーゲル部が維持管理をしている施設のようです。

 もとは鯖江の陸軍36部隊の実弾演習にも使われていた施設とのことで(ここまで100km以上を歩いたそうです。私は学生時代、徒歩旅行愛好会というサークルで、一晩かけて50kmを表参道からほぼ246沿いに、厚木市の山の上まで歩きましたが、それでも最後はみな無言となり、結構、辛かったです^^;)、その後、民間に譲渡され、相応の期間の関係を経て、本学のワンゲル部が管理するようになったとのことです。このような歴史的な価値のある施設を管理するワンゲル部は、素晴らしい活動をしていますね。

 5日は、本学のすぐ近くにある福井県護国神社の稚児行列への参加です。神道における信仰なのですが、稚児行列では、神が幼く清浄な稚児に好んで宿るとされます。驚いたのがその規模です!「25名ぐらい?、せいぜい50名?」と思っていくと、なんと優に100名ぐらいはいたと思います。幼い子が3つの組に分かれての大行列です。福井県、恐るべしです。しかも2歳にしては30分ほど、結構、辛かったと思います。どうにか神社の周りを歩ききることができました。

 ただこれだけの規模であれば、運営もちゃんとしてくれれば良いのにと少し思いました。開始前後、それぞれに1時間以上の待ちは、改善の余地があります。しかしお陰様で家族の一生の思い出になりました。

    
 (福井県護国神社、2015年5月5日)
 
    
 (頑張って歩いています。)

 長男、長女が大きくなったときには、改めてこのような地域が誇れる歴史遺産や活動をしっかりと伝えたいと思います。